腕立て伏せは難易度を変えることができる
筋力トレーニングでは腕立て伏せを取り入れている人は多いでしょう。
一口に腕立て伏せといっても、難易度の低いものから高いものまであることを知っていましたか?
難易度の低い腕立て伏せは、膝を付いて行ってみてください。
足や腰を痛めているなど、体に無理をさせたくない人が行ってみるべき方法です。
膝をついても十分に上半身の鍛錬になりますが、腕に対する負荷は少ないでしょう。
難易度が中程度の腕立て伏せは、腰を高く上げて行います。
この場合には腕に対する負荷が少なく、なおかつ全身を使うトレーニングになります。
難易度が高い腕立て伏せとは、体をできるだけまっすぐに伸ばして行う、通常の腕立て伏せです。
では難易度が最高の腕立て伏せとは、どんな方法が考えられるでしょうか。
たとえば腕を大きく広げた状態で行う腕立て伏せは、通常とは異なって筋肉に対する負荷を大きくすることができるでしょう。
実際にやってみると、通常の腕立て伏せよりもずっと筋肉が鍛えられるようです。
前傾姿勢になっての腕立て伏せもやってみてください。
こうした工夫のある腕立て伏せは、筋肉を使う部位が通常とは違っていることもわかり、より広範囲に上半身を鍛えられます。
片腕での腕立て伏せが最高難易度と考えられますが、あまりに負荷が大きくなるのでおすすめできません。